Blue Prism、SAP® の自動化を促進する部品群「Accelerators」の提供を開始

SAP®の知識を習得したデジタルワーカーがERPシステムの自動化を最大で90% 高速化

【2020年10月20日】 インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社（AIM: PRSM、本社：英国ロンドン、CEO：ジェイソン・キングドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社：東京都港区、社長：長谷 太志）は、SAP® ECCとS/4HANA®のユーザー向けに、新しい自動化の機能を提供することを発表しました。Blue Prism® Accelerators for use with SAP® ERPは、ノーコードでERPシステムの展開と移行を加速するために設計され、事前に定義された数百の自動化コンポーネント及び数千の自動化処理を提供します。これらのERPシステム自動化機能は、対象となるお客様には無償で提供され、既存のBlue Prismのデジタルワーカーにドラッグ＆ドロップで簡単に統合可能であるため、効率性を高めながら同時にコストを削減することができます。

Unipartグループでインテリジェントオートメーションとデジタルトランスフォーメーションの責任者を務めるアンドルー・リーボウ (Androux Reabow) 氏は、次のように述べています。「Unipart グループは、第４次産業革命に強くコミットしており、インテリジェントオートメーションは、ビジネス変革を推進するデジタル技術の１つです。Blue Prism® Acceleratorsは、多くのSAP®トランザクションのプラグアンドプレイでの自動化を可能にし、業務プロセスの自動化にかかる時間を短縮するだけでなく、ROIの早期の達成を手助けしてくれます。このソリューションは、追加の手直しが不要であり、SAP® ECCやS/4HANA®の運用や移行プロジェクトに有益です」

このソリューションは、RPAとインテリジェントオートメーションの重要なマイルストーンとなります。お客様は、SAP®のコンピテンシーをBlue Prismのデジタルワーカーに統合することで、人材の増強とスキルアップを図ることができるようになります。財務会計、販売管理、在庫購買管理に加え、その他多くのSAP®モジュールがカバーされており、企業の競争力強化に役立ちます。400を超える事前に構築されたSAP® 用の自動化コンポーネントは、Blue Prism® Digital Exchange、またはBlue Prismの認定パートナーを通じて提供されます。Blue Prism® Acceleratorsは、特定の業務プロセスやビジネス要件を満たすために、変更を加えることも可能です。

Ventana Research社のSVP兼リサーチ・ディレクターであるロバート・クーゲル (Robert Kugel) 氏は、次のように述べています。「この新しいオファリングは、低コストかつ迅速に成果を実現でき、企業がERPシステムから得られる価値を増加させることができます。デジタルワーカーは、財務会計部門の反復的な作業の多くを自動化し合理化します。デジタルワーカーは、部門の効率性を高めるだけでなく、プロセス管理を強化し財務諸表の品質を向上させることができます」

また、多くの企業がSAP® ECCからS/4HANA®への移行を進めており、これらのERPシステムはビジネス継続に欠かせないものであるため、CIOにとって大きな関心事となっていますが、この問題に対してもBlue Prism® Acceleratorsが解決策を提供します。Blue Prismのデジタルワーカーは、SAP®の専門知識を備えており、移行プロジェクトだけでなく、運用フェーズでも役立ちます。お客様やパートナーは、このソリューションをわずか数回のクリックで導入し、人手不足の解消と自動化能力のスキルアップを実現できます。

Blue Prism社のイノベーション担当責任者であるチェン・ムーア (Chieng Moua) は次のように述べています。「私たちは、デジタルワーカーがSAP® ECC及びS/4HANA®の知識を習得する方法を革新しています。私たちは、SAP®の知識を持った人材のリソース不足を解消し、能力を拡張するために設計された、高度でSAP®に特化したデジタルワーカーを提供することで、インテリジェントオートメーションの導入を加速させます。これにより、お客様がSAP®環境でデジタルワーカーの活用を拡張し、困難なビジネス課題に対応する方法が完全に変わります。お客様は、展開を数ヶ月から数分に短縮し、ビジネス価値を実現するスピードを最大で90% 向上させ、常に変化する市場への対応力を高めることができます」

※当報道資料は、2020年10月19日（現地時間）に、英国ロンドンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。