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デジタルワーカーを即戦力化し、業務プロセスを大規模かつ迅速に自動化
【2020年12月2日】 インテリジェントオートメーションのグローバルリーダーであるBlue Prism社(AIM: PRSM、本社:英国ロンドン、CEO:ジェイソン・キングドン、日本法人Blue Prism株式会社、本社:東京都港区、社長:長谷 太志)は、Automation Lifecycle Suiteの提供開始を発表しました。Automation Lifecycle Suiteには、デジタルワーカーを自動化プロジェクトの全フェーズで最大限活用するための新しいツール、Automation Lifecycle Management (ALM)、Process Assessment Tool (PAT)、Capture: Process Modellerが含まれており、自動化対象業務の特定、導入、拡張が容易になり、計画と設計にかかる時間が70%短縮され、より大きな成果をデジタルワーカーから得ることができます。
調査によれば、全世界のIT意思決定者の66%が、COVID-19後の優先事項として、自動化への投資を挙げています。リモートワークへの移行が引き金となり、業務プロセスの合理化と生産性の向上に目を向けています。しかし、自動化の可能性を最大限に引き出すことは、必ずしも容易ではありません。従業員の効果的な配置と同様に、デジタルワーカーに最適な業務を特定し、高い成果を実現するまでに時間がかかる場合があります。お客様からは、どの業務プロセスを自動化すべきか、どのようにして優先順位を付けるべきか、どのように自動化プロジェクトを計画し運用すべきか、といった問いに対する解決策が必要であると伺っています。
Blue Prism Automation Lifecycle Management (ALM) は、自動化プロジェクトを管理し、迅速に拡張するためのツールです。ガイド付きウィザードを備えた使いやすいインタフェースや、プロセス定義書など事前に設計されたワークフローが含まれており、業務プロセスを完了するために必要な業務ステップを簡単に文書化できます。また、特定のタスクを誰に割り当てるか、誰に承認権限があるかなど、コーポレートガバナンスに不可欠な要件もシステムにあらかじめ組み込まれています。
Blue Prism Process Assessment Tool (PAT) は、適切なタイミングで、適切な業務プロセスをデジタルワーカーにより自動化する方法について明確な推奨事項を提示し、組織全体の自動化対象業務のパイプライン管理に役立ちます。最初にいくつかの業務プロセスを自動化した後、組織全体で自動化プロジェクトを拡張し、高い効果を実現するには、困難がともなう場合があります。PATは、コスト削減や時間短縮効果の情報、導入容易性のスコア、優先順位の推奨などを提供します。お客様はこれらを活用して効率化を図ることができます。これら優先順位付けは、お客様がデジタルワーカーを活用し、ビジネス全体の目標や目的に対して成果を上げ、すべての自動化プロジェクトから最大のROIを確保することに役立ちます。
Blue Prism Capture: Process Modellerは、業務プロセスの自動化に先立って実施する、ビジネスプロセスの文書化を支援します。この作業を高い精度で実施することは、自動化プロジェクトを成功させるために必要であり、関連文書の収集、コンピューター画面上のスクリーンショットのレビュー、業務中に実施するキーストロークの数の確認などの工程が含まれ、最終的な成果物はプロセス定義文書 (PDD)になります。Capture: Process Modellerは、AIとコンピュータービジョンテクノロジーにより、スクリーンショット、ビデオ、データを認識および解釈し、プロセス定義の担当者が必要に応じて確認や並べ替えを実施できる形にまとめます。最終的な成果物は、MS-Wordや他のソフトウェアの形式で簡単にエクスポートすることができます。プロセスの定義の開始から、プロセス定義文書の完成までにかかる時間は、数日から数週間に及びことがありますが、Capture: Process Modellerにより、これらの作業を支援することで時間が短縮されます。
Blue Prism社の製品戦略担当SVPであるデビッド・ムーア (David Moore)は次のように述べています。「これらの製品はすべて自動化プロジェクトの機敏性を向上させることを目的としています。これらのツールは、新規および現在のお客様が、インテリジェントオートメーションを推進するための最善の工程を決定し、自動化プロジェクトを持続的かつ効率的な方法で運用することに役立ちます」
IDC EuropeのAIとインテリジェントプロセスオートメーション担当VPであるニール・ウォード=ダットン(Neil Ward-Dutton)氏は次のように述べています。「ロボティックプロセスオートメーション(RPA)はスピードと俊敏性を提供しますが、組織全体への大規模な展開でつまずく組織があります。大規模な自動化プロジェクトにおいて品質を一定に保ち、同時にRPAのスピードや俊敏性といった特長を生かすためには、自動化プロジェクトのライフサイクル全体の合理化と統制管理のためのツールは不可欠です」
オリカ社のスペシャリストアプリエンジニアであるグラント・バイロン(Grant Byron)氏は次のように述べています。「プロセス定義文書の作成にかかる時間を短縮できるBlue Prism Captureの能力に感銘を受けました。プロセスオーナーとの詳細確認に費やす時間を最小限に抑え、より多くのスクリーンショットを定義書に含めることができるようになりました。そのため、自動化プロセスの作成がより明確で正確になりました」
これらの製品は、Blue Prism Portalより提供されます。製品の詳細についてはこちらでご確認ください。
※当報道資料は、2020年11月16日(現地時間)に、英国ロンドンにおいて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先いたします。予めご了承下さい。
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